コラム・お知らせ

「お父さんの謎の趣味」が「自分もやりたい」に変わった、あの瞬間

僕は趣味でギターを弾いています。
ライブをするわけでも、誰かに聴かせるわけでもなく、仕事の合間にぽろぽろと音を出す程度です。
その程度のものでも、ある一つの出来事が子どもの態度を変えました。

子どもはずっとギターに無関心でした。
横で弾いていても目も向けず、楽器の話をしても反応ゼロ。
それが「あつまれ どうぶつの森」のBGMを一曲弾いてみせただけで、急にやる気になったのです。

この話には、ウェブの設計や導線づくりに通じるものがあります。

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説明を減らすほど、欲しくなる

以前、ECサイトのコンテンツ制作を依頼いただいたときのことです。
商品は、子ども向けのダンボール工作キット。

組み立て手順や対象年齢といったスペックも、もちろん大切な情報です。
ただ、このときページ構成の軸に据えたのは、別のところでした。
子どもたちが夢中で工作しているシーン、完成品を手に笑顔で遊んでいる写真。
そういった「使っている場面」を、ページの入口に置くことにしました。

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そのウェブページ、5秒以内に「読む理由」を示せていますか?

ページを開いた人は、ほんの数秒で「読むか、閉じるか」を決めています。
そのとき見られているのは、情報の量よりも「読む理由」があるかどうかです。

つまり勝負は、内容の前に入口の設計です。
日常生活でも「それ、先に言ってほしかった」と感じる場面、ありませんか?
例えばこんな。

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デザイン本だと思った1冊が、僕をウェブ制作へ連れていった話

昔からずっと僕はMacユーザーで、仕事でもプライベートでも中心はずっとMacでした。
そのせいもあってか、長いあいだメインの機種はほとんど変わっていません。

きっかけは、イラストレーターを仕事に使っていたデザイナーの友人でした。
当時はコンピューターでデザインをするならMac一択だ、と言われている空気があり、その友人がブラウン管のiMacを買ったのをはっきり覚えています。

半透明のカラフルな筐体に、でっかいブラウン管が収まっていて見た目は強烈で、部屋に置くとパソコンというより家具に近い存在感がありました。

僕は当時バンド活動をしていて、曲のネタを録音したりライブのチラシを作ったりする必要があったので、流れとしては自然に友人と同じiMacを購入しました。
ライブの日付と会場名を並べただけの素朴なチラシから少しずつ体裁を整えていったのですが、いま振り返るとそれもウェブの入り口の練習になっていたのかもしれません。

スタジオに持ち込むわけではありませんでしたが、自宅での作業は一気に「制作っぽく」なった感覚がありました。
印刷に出す前の画面の明るさと、完成した紙の手触りのギャップに一喜一憂した記憶も残っています。
「これで制作もバッチリだ」とワクワクしたのは、今でも思い出します。

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